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日産、ゴーン被告「手切れ金」91億円計上へ NHK報道

 カリスマ経営者に驚きの「手切れ金」が計上されることになった。会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(64)をめぐり、日産が有価証券報告書に記載されていない約91億円を報酬と確定し、今年度の決算に計上する方針を固めたというのだ。NHKが5日に報じた。

 ゴーン被告は、2010~14年度の報酬を約48億円過少に記載したとして起訴され、さらに15~17年度も約42億円少なく記載したとして追起訴された。立件総額は約91億円に上る。

 過少記載が指摘された約91億円分の報酬についてゴーン被告側は「正式に決まったものではない」と主張している。日産は報酬を確定させたうえで、内部調査の結果を踏まえてゴーン被告に損害賠償を請求する方向という。

 一方、日産は5日午後に臨時取締役会を開き、4月中旬の臨時株主総会招集を決議する方針。ゴーン被告を取締役から外し、仏自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール新会長を新任候補とする人事案を決める。

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