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安倍首相「民主党時代は悪夢」発言で枝野氏と石破氏が共鳴?

 安倍晋三首相(自民党総裁)が10日の党大会で、民主党政権時代を「悪夢」と表現したことに、立憲民主党の枝野幸男代表が激しく反発した。安倍首相と距離を置く、自民党の石破茂元幹事長も首相発言に懸念を示している。「春の統一地方選」と「夏の参院選」が12年ごとに重なる「亥(い)年選挙」を見据えて、さまざまな思惑が交錯しているようだ。

 安倍首相は党大会で「亥年選挙」を引き合いに、「前回、惨敗した亥年選挙の後、悪夢のような民主党政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない!」と発言し、会場がどよめいた。

 「史上最低の宰相」と「史上最悪の宰相」を輩出した、あの3年3カ月はひどかったが、自民党が政権奪還して6年経過した。

 石破氏は党大会後、記者団に「過去に終わった政権を引き合いに、自分たちが正しいというやり方は危ない」と批判した。

 「悪夢発言」には、枝野氏も反応した。

 枝野氏は11日、地方組織の幹部を集めた党会議で、「あの時、利権を手放してしまった彼ら(=自民党)にとっては悪夢のような時期だったかもしれないが、民主党政権の時代には自殺者の数が減るなど、良くなったことも多々ある」などと反論した。

 石破氏については、「政界の壊し屋」こと自由党の小沢一郎代表が、自民党が衆参同日選で大敗した場合、野党陣営の「次の首相候補」として石破氏を擁立する案があると、自民党の山崎拓元副総裁が先月末の講演で披露して、注目されたばかり。

 水面下で何か動いているのか。

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