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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】中国でも“人造地震”騒ぎ… 「水圧破砕法」仏など禁止も日本には規制なし (1/2ページ)

 先週から、中国・四川省で騒ぎが大きくなっている。数千人の市民が県庁前に集まって門を押し倒した。

 これはシェールガスの採取にともなって地震が発生したことに抗議したものだ。この騒ぎを受けて地元政府が採掘を停止する事態になった。

 四川省は中国のシェール産業の中心地だ。四川省では以前から、シェールガスの採掘によって地震が相次いで起きてきた。今回起きた地震は、2018年9月から始まった採掘坑井の近くでM4・7とM4・9だった。地震で少なくとも2人が死亡したほか、家屋数千軒が損壊して、数百人が家を失った。

 じつはシェールガスの採取にともなって地震が起きることは世界中で経験されている。

 いちばん目立つのはシェールガス採取を最初に始めた「先進国」米国だ。人為的地震が増えたせいで、いままで地震がなかった南部のオクラホマ州が地震数全米一に躍り出てしまった。いま米国で人為的地震の危険が多い州は、危険度の高い順にオクラホマ、カンザス、テキサス、コロラド、ニューメキシコ、アーカンソーの各州だ。

 いずれも自然地震はほとんど起きなかったところだ。地震学の教科書には「米国では西岸のカリフォルニア州と北部のアラスカ州だけに地震が起きる」と書いてある。

 オクラホマ州では2011年に起きたM5・6の地震で家が壊れ、煙突が倒れるなどの被害が出た。

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