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二階氏、谷垣氏の参院選出馬へ“粘り腰” 「交渉は断られた時から始まる」

 自民党の二階俊博幹事長が“粘り腰”を見せている。自転車事故で頸髄(けいずい)を損傷して衆院議員を引退した谷垣禎一前幹事長を、今年夏の参院選に出馬させることに意欲を燃やしているのだ。谷垣氏には、来年の都知事選への出馬への期待も高まっている。

 「セールスと交渉は断られたときから始まる」「(参院選の)公示2日前までに言ってくれれば間に合う」

 二階氏は13日、都内のホテルで谷垣氏と会談し、夏の参院選への出馬を求めた。谷垣氏が「リハビリを中心に生活していく」と固辞したところ、二階氏は冒頭の発言をしたという。

 谷垣氏は幹事長時代の2016年7月、趣味のサイクリング中に転倒し、頸髄損傷で入院した。同年8月の役員人事で二階氏が後任幹事長となり、17年10月の衆院選には出馬しなかった。

 ただ、党内には谷垣氏の政界復帰への待望論が強い。

 二階氏は会談後、「言葉も明朗闊達(かったつ)で、力強く思った。元気で帰ってこられる日をお待ち申し上げたいと党幹部全員の気持ちを伝えた」と記者団に語った。

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