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金正男氏の息子・金ハンソル氏はCIA介入、FBI保護下に 米滞在と韓国紙報道 藤井厳喜氏「米の表と裏を強く感じる」 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で、2017年2月にマレーシアで暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子、金ハンソル氏が現在、米当局の保護下で米国内に暮らしていると、韓国紙、東亜日報が28日、複数の情報消息筋の話として報じた。正恩氏側が「北朝鮮の非核化」を拒否することを見据えて、ドナルド・トランプ米政権は「正恩体制の転換」の準備をしているのか。

 報道によると、暗殺事件当時、中国・マカオにいたハンソル氏は、脱北者団体「自由朝鮮」(当時・千里馬民防衛)の支援で第三国に逃れる途中に経由した台湾の空港で手続きが遅れるうち、米中央情報局(CIA)が介入し、行き先が米国に変更されたという。

 同紙は、過去に米国に亡命した正恩氏の叔母、高英淑(コ・ヨンスク=正恩氏の実母の妹)氏のニューヨーク州にある自宅近くで、米連邦捜査局(FBI)の保護下で暮らしているとの関係者の証言も伝えた。

 「自由朝鮮」は今年2月22日、スペインの首都マドリードで発生した北朝鮮大使館襲撃事件への関与も主張している。

 現地メディアによると、事件はハングルを話すアジア系とみられる複数の人物が白昼、北朝鮮大使館に侵入し、館員らを縄で縛り上げて尋問したほか、館内のコンピューターや携帯電話を奪い、大使館の高級車2台に乗って逃走したもの。北朝鮮大使館は現地警察に被害を届けなかった。

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