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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】統一地方選前半戦で明示…共産党と協力する愚かさ (1/2ページ)

 統一地方選前半戦の投開票が7日、行われた。最大の注目は、二重行政の弊害を打破する「大阪都構想」を掲げて、大阪維新の会の府知事と市長が入れ替わって出馬した「大阪ダブル選」だった。

 結果、府知事選を戦った吉村洋文氏は101万票以上、市長選を戦った松井一郎氏は18万票以上の大差をつけて勝利した。維新はさらに、大阪府議選では単独過半数の51議席を、大阪市議選でも定数83議席のうち40議席を獲得した。

 堺市議選でも、維新候補18人は全員当選し、5議席増を果たした。

 一方、自民党は同市で議席数を維持したものの、候補者13人のうち4人が落選した。

 新元号「令和(れいわ)」の発表後、内閣支持率がさらに急上昇した安倍晋三首相(総裁)率いる自民党も、大阪では維新に完敗したわけだ。私には大阪自民の「自業自得」に見える。

 弁護士であり、メディアでも大活躍していた橋下徹氏が政界へと転身し、大阪府知事に就任した2008年2月以降、大阪は格段に良くなった。例えば、昨年民営化された旧大阪市営地下鉄の改善は、たまにしか大阪に行かない私の目にも明らかだった。

 昨年秋、吉村市長(当時)が、米サンフランシスコ市の慰安婦像設置問題をめぐり、姉妹都市解消を決断したことも、素晴らしいリーダーシップだった。25年の大阪万博の誘致成功も、2人の維新の首長の功績が大きい。

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