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【解剖 政界キーマン】枝野幸男・立憲民主党代表 共産党まで…「W選」大義に進める野党再編の行方は (1/2ページ)

 「たとえ、ないとしても、ワザと『ある』と言っているんじゃないか」

 最近、永田町で「衆参ダブル選」の可能性がささやかれている。立憲民主党の枝野幸男代表は「可能性がある」と公言して、参院選1人区と同時に、衆院選に備えた野党間の選挙協力に着手した。

 そうした枝野氏に対して、冒頭の見方を示したのは、枝野氏をよく知る野党系の無所属ベテラン議員だ。

 「リアリストの枝野氏は『夏の参院選では、野党がまとまって、自民党と一対一の対決構図をつくるしかない』と分かっている。しかし、旧希望の党などの離合集散に一線を画してやってきた以上、運動員も支援者も、そう簡単に合流は納得しない」

 「こうした感情を考慮しながら、結集をどう進めるかタイミングを見ていたのが枝野氏。衆院解散となれば、すべての小選挙区で独自に戦うことなどできないから、選挙協力は不可欠だ。そこで、解散がたとえなくとも、『ある』と言ってそれを大義に協力に動き出した」

 枝野氏は大型連休前の4月23日、国民民主党の玉木雄一郎代表と会談し、「同日選に備え、野党の議席獲得を最大化し、安倍晋三政権を倒すために協力を強化したい」と提案した。これまでのかたくなな姿勢から、「解散」を理由に一気に歩み寄った格好だ。協議の相手は野党各党で、何と共産党にまで及んだ。

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