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「女性活躍」最大の敵? 夫は妻の昇進になぜ嫉妬するのか (1/4ページ)

 平成時代が終わりを迎えても、「女性活躍」の推進は思うように進まない。その要因のひとつとして、意外にも「身近な人からの“嫉妬”もある」と指摘するのは、同志社大学政策学部教授の太田肇氏である。一体どういうことなのか。

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 政府は2020年までに女性管理職の比率を30%まで高めるという目標を掲げているが、わが国の2018年時点における女性管理職比率は12%にすぎない。この数字は先進7か国のなかで最低である。役員になるとその傾向はいっそう顕著であり、わが国では女性の比率がわずか3%台にとどまっている(国際労働機関ILO調査)。

 女性のキャリアには、「ガラスの天井」と呼ばれる見えない壁があるといわれる。女性が登場する紙幣が、次回もまた5000円札であることから、「やっぱり女性は1万円札の顔にはなれないのか」と皮肉る人もいる。

 女性の活躍、昇進を阻む障害としてしばしば指摘されるのは、わが国特有の残業の多さや転勤など、家事・育児との両立を困難にする勤務条件に加えて、社会全体に根強く残る性別役割分業の意識や女性に対する差別意識である。それが「ガラスの天井」の正体だというわけである。

 しかし、単なる差別意識や偏見だけが原因ではなさそうだ。

 先日、新しく管理職になった女性を対象にした研修会で、彼女たちが働くうえで直面している問題について話し合ってもらった。すると、周囲からのやっかみと思われる仕事の妨害や嫌がらせが予想以上に多いことが語られた。

NEWSポストセブン

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