記事詳細

【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】中国・四川省でまた大地震…日本も!?“火薬庫”の上で暮らす人々 (1/2ページ)

 18日夜に山形県沖で起きたマグニチュード(M)6・8の地震では新潟・村上市で震度6強を記録した。幸い死者は出なかった。

 この地震の報道の陰に隠れてしまったが、中国・四川省でも先週17日に大きな地震があって、報じられただけで13人の死者と140人以上の負傷者を生んだ。被災者8万人以上が27カ所の大型の臨時避難所に収容されている。全壊家屋は4万6000棟、半壊家屋は11万棟以上に上った。

 ところでこの地震の名前は「四川長寧(ちょうねい)M6・0地震」と決められた。これは2015年から施行されている「地震名称確定規則」によるものだ。この規則では、地震の正式名称は「震災発生の日時+地名+M+地震」で、略称は「地名+M+地震」になる。地名は地震の震源の場所だが、震源が県クラスの行政区にある場合には、省(省、自治区、直轄市、特別行政区)と県の2つのクラスの地名をつないで用いることになっている。

 つまり、この地震は四川省長寧県で起きたから、正式名称は「2019年6月17日四川長寧M6・0地震」で、略称は「四川長寧M6・0地震」になる。震源地とMと年月日が入っているので、日本の地震の名前よりはずっと分かりやすい。地震学は万国共通なので西暦なのもありがたい。

 ところで中国南部では08年にも「四川大地震」(M7・9)で9万人以上の死者を出したことがある。

 パキスタンでも13年のM7・7の地震で数百人以上の死者、また05年にもM7・6の地震で、確認された死者だけでも9万5000人以上という大惨事を生んでいる。

関連ニュース