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橋下徹氏が関電再調査“参戦”か 森山元助役案件での「特命発注」多数 「俺の調査はきついよ」とノリ気 (1/2ページ)

 関西電力の役員らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題をめぐり、「高浜利権」が森山氏に集中していたことが分かった。関電は原子力関連工事の情報を森山氏に提供、入札のない「特命発注」も多数あった。関電の筆頭株主である大阪市は疑惑解明に向けた第三者委員会のメンバーに“最強の刺客”として元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(50)を送り込む構えだ。

 京都府出身の森山氏は、府職員や同府綾部市職員などを経て、1969年に高浜町に入庁。高浜原発3、4号機の増設に貢献した。

 87年に同町助役を退職した後も高浜町の建設会社「吉田開発」の顧問を務め、強大な権力を維持していたとみられる。

 2014年9月~17年12月の間に吉田開発が受注した原子力事業本部の発注工事計113件(元請け会社を通じた発注を含む)のうち、7割以上の83件で関電側が森山氏に工事情報を提供していた。一方、関電京都支社では、同期間、入札がない「特命発注」で吉田開発が計8件を受注していたことも発覚した。

 関電から吉田開発への発注額は、13年度から18年度までの6年で約64億7000万円にのぼる。

 NHKによると、太陽光発電所の担当社員にも森山氏から商品券が渡っていた。発電所の建設の一部に吉田開発が携わっていた。

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