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“タマネギ法相”弟に逮捕状! 追い詰められる韓国・文政権…識者「韓国社会にも変化が出てきた」 (2/2ページ)

 ただ、検察は不可解な動きをみせている。

 文氏が任命した尹錫悦(ユン・ソクヨル)検事総長は4日、事件関係者の「公開召喚」を廃止するよう、全国の検察庁に指示したのだ。

 韓国では、検察庁舎の玄関で、出頭した関係者が報道陣の厳しい取材に応じるのが慣例だったが、廃止したのだ。重要事件の容疑者などについて、報道機関に事前に知らされてきた出頭日時の通知も取りやめるという。「人権侵害」という批判があった。

 文氏は、チョ氏周辺の捜査に絡み、検察に捜査慣行の見直しを求める発言を行ってきた。

 尹氏は、文政権の検察改革の意向に応じながら、世論の関心が高いチョ氏周辺の捜査を加速させる構えだが、国民からは「政権側に屈した」との批判も挙がる。

 韓国情勢に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「検察が、チョ氏周辺の捜査を進めるために、先手を打って『検察改革』を断行したとみるべきではないか。『時間をかければ、疑惑の本丸にたどり着ける』という検察の自信とみることもできる。3日の大規模集会を受け、弱腰だった韓国メディアも『保守派が息を吹き返した』という調子で解説した。文政権に近い左派メディアは『人数の多さだけでは勝てない』と主張するが、保守派の大規模集会の多さを認めているということになる。韓国社会にも変化が出てきたのではないか」と語っている。

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