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【山口那津男 本音でズバッと】国会論戦スタート 日米貿易協定、消費税増税、人生100年時代…建設的議論を期待 関電問題は実態解明と信頼回復を (2/2ページ)

 また、今国会は、改造内閣の新閣僚にとってデビュー戦となる。

 注目の小泉進次郎環境相には、気候変動がテーマとなった先の国連総会参加の経験も踏まえ、持ち前の「発信力」を生かしてもらいたい。

 わが党の赤羽一嘉国交相にも、被災地への精力的な視察などをもとに、復旧への道筋を示し、防災・減災への展望を明確に示すことを期待する。さらに、交通や観光を担当する立場から、盛り上がりを見せるラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の教訓を生かし、来年の東京五輪パラリンピック以後も視野に入れて、インバウンドを含めた人々の交流に弾みをつけることが大事だ。

 他方、大きな論議を呼びそうなのが、関西電力の役員が、福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領し、国民の不信感を高めている問題である。

 電力事業は、極めて公益性の高い事業であり、長い間、国策として推進され、事実上の地域独占のもと、収益が確保されてきた。それだけに、公平で透明性のある経営が期待されるところ、発注者である関西電力の役員が受注した企業側から利益を受けるなど信じ難いことだ。

 これまでの社内調査や役員側の記者会見だけでは、到底納得を得られるものではない。今後、実態の解明と顛末の評価を経て、再発の防止と信頼の回復を図る努力が求められる。(公明党代表・山口那津男)

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