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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】韓国・文政権打倒デモ「300万人」は国民の怒りの指標だ 米朝協議でも存在感なし…支持率は過去最低に (1/2ページ)

 韓国・ソウルで3日、「タマネギ男」ことチョ国(チョ・グク)法相の辞任や、文在寅(ムン・ジェイン)政権打倒を掲げた大規模集会が行われた。主催者発表「300万人以上」という参加人数は、さすがに信じることはできないが、写真を見る限り、かなりの人数が集まっていた。文政権への国民の怒りが相当なところまで来ているのは間違いない。

 北朝鮮の非核化に向けた米朝実務者協議が5日、スウェーデンのストックホルムで開かれた。約7カ月ぶりの再開で、協議は8時間半にも及んだが、具体的な進展なく終了したようだ。

 中央日報は7日、韓国統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官が「双方がお互いの立場を確認したということに意味がある」「今後、南北関係だけでなく、米朝間の対話が進展するよう最善の努力をしていく」と述べたと報じている。

 この発言は甚だ疑問だ。韓国がいつ「最善の努力」をしたのか。

 米国と北朝鮮の溝が深いことは周知の事実だ。米国の同盟国で、北朝鮮にも秋波を送る韓国には、今回の米朝協議で何かできることがあったのではないか。だが、何の存在感も示していない。

 文政権になって南北首脳会談は3回行われたが、「北朝鮮の非核化」に向けた水面下協議もしておらず、単なるパフォーマンスであったということがよく分かる。

 韓国の世論調査会社リアルメーターは7日、文大統領の支持率が前週から2・9ポイント減の44・4%で、過去最低を記録したと公表した。疑惑まみれのチョ氏も“大きく貢献”していることはいうまでもない。

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