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【長谷川幸洋 ニュースの核心】韓国・文大統領に“ドス”を効かせた安倍首相 「韓国政府の責任で解決策を示せ。そちらが態度を変えなければ…」 (1/2ページ)

 中国・成都で開かれた日中韓サミットに合わせて、安倍晋三首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日、会談した。両首脳の正式会談は1年3カ月ぶりだ。だが、文政権の下で、凍りついた日韓関係の雪解けは、とても期待できそうにない。

 最大の懸案である、いわゆる「元徴用工」問題で、文氏が何も具体的な解決策を示さなかった点に、やる気のなさが表れている。宿題の答案がまったく書けないのに、「自分を見捨てないで」と哀願する、出来の悪い子供を相手にしているかのようだ。

 そもそも、首脳会談を望んだのは、どちらだったか。韓国側に決まっている。それは、11月にタイで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議の際、文氏が半ば強引に安倍首相の袖を引っ張って、着座対話に持ち込んだ一件で明らかだ。

 韓国大統領府は当時、事前の合意もなかったのに、勝手に写真を撮ってマスコミにばらまいた。自分に不都合な話だったら、そんなマネをする訳がない。不意打ち対話を周到に準備し、わずか10分間の会話でも「文政権の成果」と宣伝したかったのだ。

 それと比べれば、今回は正式な首脳会談であり、準備時間も十分にある。日本側が徴用工問題を持ち出すのは明白だった。にもかかわらず、何も答えを用意していなかったのは、ほとんど当事者能力を失っているのに等しい。

 だからこそ、安倍首相は会談で「韓国政府の責任で解決策を示せ」と迫った。「そちらが態度を変えなければ、こちらは何もしないよ」と突き放したのである。

 文政権が前向きな解決策を示せるか、と言えば、それは難しい。反日を煽ってきたのは、文氏自身だ。いまさら宗旨変えしたら、肝心な求心力が失われてしまう。4月の総選挙を前に、それは絶対に避けたいはずだ。

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