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金正恩氏、悪夢の「正恩斬首作戦」動画公開に衝撃!? “イランの英雄”殺害で米特殊部隊の遂行能力に震撼 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長周辺の緊張感は極限状態か。米特殊部隊の「斬首作戦」動画が公開後、イラン革命防衛隊のガーセム・ソレイマニ司令官が殺害された。国際投資アナリストの大原浩氏は、北朝鮮が「クーデター封じ」に血道を上げているとみる。

 正恩氏は「クリスマスプレゼントを楽しみにしていろよな!」とトランプ大統領に妄言を吐いたが、結局プレゼントは届けられなかった。これは、「正恩斬首作戦」の訓練ビデオが公開(流出?)された影響が大きいと考えられる。米韓合同の特殊部隊が正恩氏役の男を拘束するシーンは本人に大きな衝撃を与えたはずだ。

 訓練は昨年12月8日から11日まで韓国で行われ、23日までに同国の主要メディアが報じた。ビデオ公開は米国の「プレゼント阻止作戦」であった可能性が高い。

 昨年末に平壌(ピョンヤン)で開かれた朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会は4日間という異例の長さで、しかも1000人という大人数で行われたとみられる。

 これは「プレゼント未遂」という失態を隠すためのものに見えるが、より本質的にはクーデター対策であろう。

 クーデター首謀者となりうる各分野の幹部の大部分を、正恩氏の目の前に長期間集結させ監視したわけだから、もしクーデターがひそかに計画されていたとしても実行は困難だった。しかもテレビ放映による自身の「新年の辞」は見送り、年末の党中央委員会総会の「結果報告」という形でお茶を濁した。

 かといって米国を刺激しないように強硬路線を「調整」すれば、経済制裁で疲弊している国内の不満は抑えきれない。12月22日には国連制裁による出稼ぎ労働者の帰国期限が到来したが、色々な抜け道を模索しているようだ。いずれにせよ、これまでよりも外貨収入が減ることは避けられない。

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