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習政権の野望にNO突きつけた台湾総統選 「自由、民主、人権を守った若者らの涙に感銘」 中国の侵食に対し日本は「目を覚ませ」 現地取材の門田隆将氏が激白 (1/2ページ)

 台湾総統選は、独立志向の与党、民主進歩党の蔡英文総統(63)が、総統選史上最多の得票数で圧勝し、再選された。台湾の人々は、中国の習近平政権がもくろむ「台湾統一」の野望にノーを突きつけた。選挙戦を現地取材した、作家でジャーナリストの門田隆将氏が激白した。

 「まさに、『自由』と『民主』『人権』を守る戦いだった。香港に続き、台湾でも若者らが命懸けで戦い、勝った。蔡氏の勝利宣言を聞きながら、台湾の若者たちが泣いていた。子孫に対して自分の責任を果たしたことへの安堵(あんど)感だろう。ぜひ、日本の若者にも見せたかった」

 門田氏は、台北からの国際電話でこう語った。

 世界が注目した総統選は11日投開票され、蔡氏が約817万票を獲得し、親中路線の最大野党、国民党の韓国瑜・高雄市長(62)に260万票以上の大差をつけて勝利した。

 蔡氏は選挙戦で、台湾の危機を訴えた。投開票前日、台北の広場で、次のように演説した。

 「香港の若者が、自らの命と血と涙で『一国二制度は通ってはならない道だ』と教えてくれた。自由、民主、人権がいかに大切か。民主は空から降ってきたものではなく、先人たちの長い戦いで勝ち取ったものだ。民主、自由の価値はいかなる困難も克服できる」

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