記事詳細

「あと15日しかもたない」金正恩、新型肺炎で体制崩壊の危機 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長は、中国の習近平国家主席に、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に対して、慰問の書簡を送った。

 (参考記事:「伝染病との戦い、中国の勝利を確信」金正恩氏が習近平氏に書簡

 時を同じくして北京に現れたのは、朝鮮労働党国際部の金成男(キム・ソンナム)第1副部長だったが、この訪中について、ある「密約」の相談をしに行ったのではないかとの見方が示された。

 デイリーNKの北朝鮮内部の高位情報筋は、書簡の核心的な内容は国家間の密貿易に関することだったとして、今月15日頃に密貿易が始まるのではないかと述べた。

 北朝鮮は先月28日、新型コロナウイルスの国内での感染拡大を恐れ、中国との貿易を全面的に停止する措置を取った。また、外国人観光客の受け入れも先月22日から中止している。

 (参考記事:北朝鮮、新型ウイルス感染を恐れ中国との貿易を全面停止

 しかし、貿易の9割以上を中国に依存する北朝鮮は、このままだと国が持たない状況となりうる。そうでなくとも北朝鮮当局は、経済制裁の影響に乱れた治安を抑え込むため、一昨年の末から公開処刑を活発化させている。

 (参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー

 もやは体制維持のために、手段を選ぶ余裕はないのだ。

 「国家主導で運営される期間や工場、企業所の全般的な状況を見ると、持ちこたえられるのは、今後15日程度しかないとの予想に基づくもの」(情報筋)

デイリーNKジャパン

関連ニュース