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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】米大統領選、トランプ氏と共和党には「最高の1週間」 民主党は自滅「最悪の1週間」 (1/2ページ)

 米大統領選に向けた、野党・民主党の候補者指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が先週行われた。メディアも大きく取り上げたが、ドナルド・トランプ大統領(73)や共和党には「最高の1週間」だったのではないか。

 トランプ氏は4日の一般教書演説で、「偉大な米国の再起」をテーマに大きな拍手を受けた。恒例のゲストには、アフガニスタン派遣でストレス障害や薬物依存となり、どん底からはい上がった退役軍人や、奨学金制度によって進学の道が開かれた少女と母親などを招き、自らの実績をアピールした。これには、国民の多くが感情を揺さぶられた。

 そして、スピーチの最後には、トランプ氏から冒頭で握手を拒否された民主党のナンシー・ペロシ下院議長(79)が演説原稿を破り捨てた。全米が歓迎したスピーチだったにも関わらず、あまりにも大人げない行動で、「冷静さを失った民主党」を象徴しているようだった。まったく、国民の感情を理解できていない。

 翌5日には、ウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判が、議会上院で無罪となり裁判が終了した。同日、ギャラップによる最新の世論調査は、トランプ氏の支持率が就任以来最高となる49%となった。共和党員に限った支持は94%と絶好調だ。

 さらに、トランプ氏は6日、イエメンを拠点とする国際テロ組織アルカーイダ系武装組織の指導者を殺害したと発表した。ニューヨーク株式市場のダウ平均株価も過去最高値を更新しており、トランプ氏の指導力が結果となって現れている。

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