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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】新型コロナ報道に隠れる「尖閣諸島」の危機! 習主席は「国賓」にふさわしくない (1/2ページ)

 島根県が条例で定めた「竹島の日」の15回目の式典が22日、松江市で開催されたが、中国発の新型コロナウイルスの感染拡大もあってニュースの扱いが小さかったように思える。ただ、私がもっと気がかりなのは、沖縄県・尖閣諸島だ。

 海上保安庁によると、尖閣周辺の領海外側にある接続水域を24日、中国海警局の船4隻が航行した。うち1隻は、機関砲のようなものを搭載しており、海上保安庁の巡視船が領海に近づかないように警告した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されたのは6日連続という。

 16日までには15日連続で中国公船の尖閣接近が確認されており、うち2日間は領海に侵入している。新型コロナウイルスの拡散に加えて、このような蛮行が繰り返されていることを、国民は注目しなければならない。

 そもそも、中国の習近平国家主席は4月に「国賓」として来日しようとしている。そんな国が、日本の主権を犯し続けている。両国の友好を示す方法としては理解に苦しむ。中国が尖閣周辺への侵入を重ねて、いつかはフィリピンの南沙諸島のように実効支配をもくろんでいることは自明だ。

 ところが、報道をみれば新型コロナウイルスばかりで、左派野党は国会で「桜」と「東京高検検事長」の追及、米国も大統領選挙に目が向いており、日本が過激に対応しないことを承知して、ナメているのだ。

 ドナルド・トランプ米政権は18日、中国の国営メディア5社(=新華社通信、外国語放送の中国環球電視網、ラジオ部門の中国国際放送、英字紙チャイナ・デーリーおよび同紙の傘下企業)を「中国共産党のプロパガンダ(政治宣伝)機関」と認定し、保有資産や記者の個人情報の届け出などを義務付けた。

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