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「ウイルスばらまいてやる!」街は大パニックに…コロナ感染男の“罪と罰” 弁護士「確信犯なら暴行罪」 (2/2ページ)

 「世の中が蔓延(まんえん)防止に努めている中にあって、とんでもない話だ」と語るのは、元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏。

 「店員らに『感染している』とふざけて話す程度ならば、拘留または科料になる軽犯罪法違反に問われると考えられる。ただ、『ばらまく』などと店員や客に聞こえるように大声で騒いでいるとすれば、威力業務妨害罪に当たる可能性がある」

 男は保健所からの連絡で「陽性」であることを知っており、明らかな確信犯だ。若狭氏は「陽性反応を知りながら、従業員や客につばをかけたり、飛沫などを飛ばした、人の顔に触れたとすれば少なくとも暴行罪。その結果、周囲の人が感染すれば、15年以下の懲役または、50万円以下の罰金となる傷害罪になる可能性がある」と解説した。

 さらに、民事上、店側から損害賠償を求められる可能性も十分にある。今回の場合、例え周辺に影響が出なくても、男にきつい“お灸”を据えるべきだろう。

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