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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】バイデン氏の鍵握る2人の「女性副大統領候補」 米大統領選・民主党指名争い (1/2ページ)

 米大統領選(11月3日)に向けた民主党の予備選挙の動きに、世界の注目が集まっている。

 社会主義の革命を呼び掛ける極左派バーニー・サンダース氏は序盤戦のアイオワ州で僅差の2位、ニューハンプシャー州では1位で勝利した。しかし、その後のネバダ州とサウスカロライナ州で、ジョー・バイデン前副大統領が躍進をし、3日に行われた予備選「スーパー・チューズデー」で14州中10州を制する大勝利を収め、世論調査でも支持率でトップに躍り出たのだ。10日にミシガン州やワシントン州など6つの州で行われた予備選も4州で勝利を収めた。

 バイデン氏にとって、潮目が大きく変わったのは、いうまでもなくスーパー・チューズデーだった。

 1つには、バイデン氏は「オバマ前大統領の意思を受け継ぐ者」として、黒人層から強い支持を得ている。一方、初戦のアイオワ州を制したピート・ブティジェッジ元インディアナ州サウスベンド市長が、黒人層から支持を得られずに撤退し、バイデン氏の支持に回ったのだ。

 もう1つは、極左派のバーニー・サンダース上院議員の支持層の問題だ。サンダース氏、社会主義を魅力的に感じる若者の熱狂的支持を得ているが、結局、肝心の若者の8人に1人しか選挙に行かなかった。一方、40代以上の支持は得られていない。東西ドイツやソ連といった歴史を知る世代は「革命」を求めていない。

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