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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】中国の圧力よそに“着実な収束”目指す米国 習政権は「全世界へ謝罪」を (1/2ページ)

 欧米諸国でも急速に感染拡大している新型コロナウイルスだが、この発生国である中国は早くも収束を匂わせている。事実なら、その方法を公開すべきだが、そもそも、最初の感染者が見つかったとされる昨年12月以降、隠蔽を重ねてきた国家の“収束宣言”など、誰が信じるのか。

 中国が初動対応に失敗し情報公開が遅れたせいで、世界中で多くの人命が失われ、経済も大打撃を受けている。マスクなどの医療物資が不足している国もある。中国は非常に重大な責任を負っている。

 つまり、習近平国家主席率いる中国が、まず行うべきは「全世界への謝罪」である。

 ところが、国営の新華社通信は今月初め、「世界は中国に感謝するべきだ」という驚くべき論評記事を掲載した。米国の入国制限を批判するとともに、世界に感染が拡大したのは、中国の経験や教訓を重視しなかったからだと主張しているという。

 さらに、中国外務省の報道官は12日、「この感染症は、米軍が武漢に持ち込んだものかもしれない」などと、何の根拠も示さずにツイッターで責任転嫁のような発信をした。当然、米政府から猛烈な批判を受けた。

 一連の発信は、「米国が新型コロナウイルスを理由に圧力を強めるのであれば、中国も対抗する準備がある」と脅しをかけているのだ。「隠蔽」と「責任転嫁」がお家芸となっている独裁国家の責任追及は、共産党独裁国家らしい“蛮行”というしかない。

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