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韓国ウォン暴落!危険水域を突破 米に泣きつきスワップ再開も…3度目の“通貨危機”に現実味 (2/2ページ)

 勝又氏は「各国が入国制限や経済活動の自粛を進めており、輸出が一段と落ち込むのは確実だ。経常収支が赤字に転落すれば海外の投資家が資金を引き揚げる動きも強まる」と解説する。

 韓国への入国禁止など制限を実施しているのは20日時点で174カ国・地域。朝鮮近現代史研究所の松木國俊氏は、「現地にビジネスマンが行かなければ商談もできないし、海外の生産拠点も本部から人を出さなければコントロールできない。海外頼みの経済に致命的な影響が出てくるのではないか」と語る。ウイルスの発生元である中国の経済が落ち込んでおり、「悪影響が玉突き的に出てくるだろう」と語るのは、第一生命経済研究所主席エコノミストの西濱徹氏だ。「韓国の輸出全体で中国本土向けは27%弱、香港向けと合わせて34%強と依存度が高い。国内総生産(GDP)比を試算しても中国本土向けのみで8・5%、香港向けを含めると10・5%と極めて高水準だ」と分析する。

 一方、日本との通貨スワップは15年、韓国側が一方的に破棄しており、再開する環境にない。韓国の危機は終わらない。

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