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【松井一郎 維新伝心】松井一郎市長の“覚悟” 大阪・兵庫間「往来自粛」の真意は… 批判も受けたが「最悪の事態に備える責任がある」 (1/3ページ)

 新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に先がけ、大規模イベントの自粛や、小中高校の一斉休校などを1カ月ほど続けてきた日本だが、国民の間に「緩み」がみられる。都市部では、感染源が分からない患者数が増加しており、24日に国内で新たに確認された感染者は最多の71人(クルーズ船を除く)となった。感染拡大の「第2波」も警戒されている。東京五輪・パラリンピックの開催は1年程度延期が決まったが、今後、東京や大阪などで、ニューヨークやパリのように、「都市封鎖」といった強行措置が取られる可能性があるのか。日本維新の会代表である大阪市の松井一郎市長は人気連載「維新伝心」で、緊張感漂う感染症対策の現状と、人々の命を守る覚悟を明かした。

 大阪府の吉村洋文知事は先週19日、読売テレビ「情報ネットten.」に生出演して、「大阪、兵庫では、いつ爆発的な感染が起きてもおかしくない」「(20日からの3連休について)大阪-兵庫間の不要不急の往来を控えてほしい」と呼び掛けた。驚かれた方も多いと思う。

 これは、厚労省専門家会議の幹部が同日、《急速に感染拡大した場合、両府県の感染者数は4月3日時点で最大3374人、重症者は227人に膨らむ》との試算も示したことを受けて発信したものだ。イタリアのような医療崩壊が視野に入る、驚愕(きょうがく)すべき試算だった。

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