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韓国、自粛明け即集団感染! 「K防疫」自画自賛も…プライバシー度外視の“強権手法”が問題に

 韓国で新型コロナウイルスの脅威が再燃している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は自国の防疫体制を「K防疫」と自画自賛するが、ソウル市内のクラブでクラスター(感染者集団)が発生してしまったのだ。また、感染者のプライバシーを無視した強権的な手法も改めて問題になっている。

 韓国の聯合ニュースによれば、ソウル市の繁華街・梨泰院(イテウォン)のクラブでクラスターが発生、中央防疫対策本部は感染者が54人に上ったと発表した。うち43人はクラブの訪問者で、11人は感染者の家族や職場の同僚だった。地方での感染も見られることから、全国への感染拡大を警戒している。

 6日に外出自粛が解除された韓国。就任から3年を迎えた文大統領は10日、「世界をリードする韓国の道を切り開いていく」と強調したが、足下には「感染第2波」が押し寄せようとしている。

 文大統領が自賛する防疫対策にも疑問符が残る。感染した20代男性の情報を公開したところ、梨泰院のゲイバーを訪れていたことが分かったのだ。ネット上では誹謗(ひぼう)中傷が散見され、韓国の人権団体がプライバシーの侵害だと警鐘を鳴らした。

 韓国では、自主隔離措置の違反者に対する電子リストバンド着用や感染者の監視カメラの映像公開など、プライバシー度外視の対策が目立つ。日本にも「韓国を見習え」論者はいるが、反面教師にすべき点も多いのではないか。

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