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アパレル大手「レナウン」破綻で…次の“大型倒産企業”はどこだ 識者「ここ2、3カ月がカギ。秋口や年末が倒産のピークに」 (2/3ページ)

 雑誌「経済界」編集局長の関慎夫氏は「最後の引き金は新型コロナだったかもしれないが、消費者が使うお金も減っており、アパレル業界は厳しい経営状況が続いている」と分析する。

 東京商工リサーチの15日午後5時現在のコロナ関連破綻は153件。15日には、感染者数がゼロの岩手県でも初のコロナ破綻が発生した。

 業種別では、最多が宿泊業で、インバウンド(外国人観光客)が消え、国内旅行や出張の自粛でキャンセルが相次いだことで温泉旅館やホテルの破綻が続出している。また、緊急事態宣言で来店客の減少や臨時休業が響いた飲食業、そしてアパレル関連も上位を占めている。

 消費者関連事業の業況は4月以降、厳しさの度合いを増している。

 大手外食チェーンでは4月の月次売上高が軒並み前年同月比の5割減から7割減に落ち込んでいる。新興居酒屋チェーン店では前年の9割減という極端な落ち込みを記録している。

 アパレル業界でもレナウンとは別の大手も7割減と失速している。

 それどころか4月の月次の数字の公表を見送るという禁じ手に出た飲食チェーンや小売り関連企業もあるから事態の深刻さがうかがえる。

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