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米中“半導体戦争”加速! トランプ大統領、ファーウェイ潰しで台湾と連携強化 中国は反撃措置準備か (1/3ページ)

 米中半導体戦争が勃発か。米国が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置を強化するなか、最先端製造ラインを持つ台湾の半導体受託製造大手、台湾積体電路製造(TSMC)が、ファーウェイからの新規受託を停止すると報じられた。ハイテク産業の育成は習近平国家主席の悲願だが、識者は「中国IT産業の命脈が絶たれかねない事態だ」と指摘する。

 米商務省は15日、米国製の製造装置を使っている場合は、外国で製造した半導体でも許可がなければファーウェイへの輸出ができなくなるなどの制裁強化を打ち出した。

 米国は昨年5月、ファーウェイと子会社を禁輸対象の「エンティティーリスト」に加えたが、ファーウェイはその後も米国の技術やソフトウエアを使って半導体の設計を続けているなどと指摘、米国の技術を組み込んだ外国製品にも対象を広げた形だ。

 マイク・ポンペオ国務長官は「信頼できない企業であり、中国共産党の手先だ」と発言、対抗姿勢を示した。

 制裁強化について、ウィルバー・ロス商務長官は「技術的な抜け穴を封じる」狙いがあると語った。米国側が抜け穴とみているのがTSMCだ。ファーウェイはスマートフォン向けなどに大量に使う半導体の生産を、主にTSMCに委託している。

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