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在宅時間増加で“騒音トラブル”3割増! コロナで殺す、殺されるの事態に…カッとなったらまず深呼吸を (2/2ページ)

 騒音問題は近年、暮らしに密着した代表的なトラブルになっている。国の公害等調整委員会に寄せられた苦情のうち、騒音は大気汚染や悪臭を抑え2014年度から5年連続で最多。18年度は1万5665件で全体の32・9%を占めた。

 「騒音問題総合研究所」(青森県八戸市)の代表で八戸工業大の橋本典久名誉教授によると、騒音トラブルの特徴は当事者双方が被害者意識を抱く点にある。苦情を受けた側は次第に慣れて「理不尽なクレームの被害者」との意識が芽生える。一方、苦情を言う側はさらに敵意や恨みが積み重なり、対立が悪循環に陥るのだという。

 ◆カッとなったらまず深呼吸

 橋本名誉教授は「当事者間のずれを解決するには、中立の立場で話を聞く専門機関など、第三者の介在が早い段階から必要」とした上で、「被害者意識ではなく、関係性を改善していこうとする姿勢が大切だ」と指摘した。カッとしたら、一旦、深呼吸。そうすれば少しは冷静になれる。いまはこれを忘れずに。

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