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韓国初、北朝鮮と金正恩氏に賠償命令 朝鮮戦争の元捕虜が訴訟

 朝鮮戦争(1950~53年)で北朝鮮の捕虜となり、休戦協定後も抑留されて強制労働をさせられたとして、韓国の男性2人が北朝鮮と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に損害賠償を求めた訴訟の判決で、ソウル中央地裁は7日、北朝鮮側に1人当たり2100万ウォン(約190万円)を支払うよう命じた。原告側によると、韓国の裁判所が北朝鮮や金氏に賠償を命じたのは初めて。

 北朝鮮は訴訟に一切応じていない。原告側は判決が確定すれば、韓国メディアが北朝鮮の朝鮮中央テレビなどの映像を使用する際に支払う著作権料などを差し押さえる方針で、北朝鮮が反発する可能性がある。

 2人は53~56年に炭鉱で3年近く強制労働させられ、その後も北朝鮮で生活してきたが、2000年以降に相次いで脱北した。 (共同)

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