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「住民は死に続けている」コロナ対策で混乱か…金正恩「致命的な危機」言及 (1/2ページ)

 北朝鮮で2日、朝鮮労働党中央委員会第7期第14回拡大会議が行われ、金正恩党委員長の司会の下、新型コロナウイルスを巡る国家非常防疫活動などについて討議した。

 金正恩氏は会議で、「われわれが世界的な保険医療危機の中でも悪性ウイルスの境内侵入を徹底的に防御し、安定した防疫形勢を維持しているのは党中央の先見の明の指導力と党中央の命令、指示に一糸乱れず動く全人民の高度の自発的一致性が獲得した誇らしい成果である」と自賛。

 しかしその一方、「最近、周辺諸国と隣接地域で悪疫の再感染、再拡散の推移が持続している」としながら、「早まった防疫措置の緩和は想像することも、挽回することもできない致命的な危機を招くことになる」と警鐘を鳴らした。

 「致命的な危機」に言及した金正恩氏の念頭にはおそらく、1990年代の大飢饉「苦難の行軍」のときのような社会の混乱があるに違いない。

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 北朝鮮は現在まで国内での新型コロナウイルス感染者の発生は「ゼロ」であるとの立場を崩していないが、非公式ルートの情報に基づけば、相当数の感染者と死亡者が出ている可能性が高い

デイリーNKジャパン

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