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【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】立憲民主と国民民主の合流、焦点は「消費税」と「憲法」 消費税減税で合意となっても…将来的な「増税」盛り込まれる可能性 (2/2ページ)

 財源は「赤字国債、金融緩和でその国債を日銀が買う」ということで説明は済むはずですが、「どの税からとるのか」に議論を絞っていくのが彼らの主張です。

 今苦しんでいる人たちを救わないことには、子や孫が生まれ出ることすらかなわなくなるというのに、本末転倒な議論です。事ほどさように、同じ消費税減税でも中身を見ないことには、その本質は分かりません。

 消費税増税に血道をあげた、無所属の野田佳彦前首相、立憲民主党の菅直人元首相、安住淳国対委員長(=すべて財務相経験者)らと合流するわけですから、「消費税減税で合意!」という見出しが立っても、期間が区切られて短かったり、将来の増税が盛り込まれていたりする可能性がないとはいえません。細部まで精査しなくては見誤ってしまいます。

 それに、消費税で折り合ったとしても、目指す国家像や政権像、安全保障政策とも直結する憲法の問題を棚上げにしたままでは、具体的な政権構想は生まれてきません。

 それとも、本音では政権交代など目標にしていないということなのでしょうか? あるいは、立憲民主党のように党内での議論はタブー視され封じられてしまうのでしょうか?

 そんなことでは、また野合と非難されてしまいます。それこそまさに、いつか来た道でしょう。

 ■飯田浩司(いいだ・こうじ) 1981年、神奈川県生まれ。2004年、横浜国立大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。ニュース番組のパーソナリティーとして、政治・経済から国際問題まで取材する。現在、「飯田浩司のOK!COZY UP!」(月~金曜朝6-8時)を担当。趣味は野球観戦(阪神ファン)、鉄道・飛行機鑑賞、競馬、読書など。

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