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【勝負師たちの系譜】300を超えた棋士番号 後輩200人超に感じる年月の重み (1/2ページ)

 すべての棋士には、棋士番号が付いている。棋士(四段)になった順番につけられる番号だ。1960年代に始まったもので、最初は土居市太郎名誉名人(関根金次郎13世名人門下)が1番だったが、70年代になって見直され、金易二郎名誉九段を1番として、現在に至っている。

 見直しの基準はよくわからないが、どうやら弟子のいない物故者を除いて作られたらしく、土居を始め、タイトルを奪取した山田道美九段まで省かれているのはおかしい、と言う棋士も多くいる。

 現在基本は、年2回の三段リーグで2人ずつ、年に4人の新四段ができるのだが、前期は折田翔吾四段がアマとしてプロテストを受けて四段になり、3人昇段した。

 またこの9月に終わったリーグでも、古賀悠聖四段(中田功八段門下)が3位ながら、過去に次点を持っていたため、次点2回でフリークラスの四段となり、続けて3人の棋士が誕生した。

 今回1位でリーグを抜けたのは、伊藤匠四段(宮田利男八段門下)で、最終日を待たずに決定。結局15勝3敗の堂々たる昇段だった。伊藤は年少の頃から有望視されていて、今回の昇段で藤井聡太二冠を抜き、最年少棋士(17歳)となった。

 2位は冨田誠也四段(小林健二九段門下)で、14勝4敗。冨田だけが20代で、26歳の年齢制限にあと2年だった。

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