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【zak女の雄叫び】コロナ禍の新年祝賀 装いに見る「寄り添い」のご姿勢 (1/2ページ)

 天皇、皇后両陛下が皇族方や三権の長らからお祝いを受けられる「新年祝賀の儀」。皇居・宮殿で行われる元日恒例の華やかな行事だが、新型コロナウイルス禍の今年は少し、様子が違っていた。

 今年は感染拡大防止のため、参列予定者を例年の10分の1ほどに絞り、全員がマスクを着用。衆参両院議長らによる祝賀の会場となった宮殿「松の間」には、参列者らが入場する際、間隔を空けて並ぶための目印のテープが床に貼られていた。全員がしっかりと距離を取って定位置についた後、儀式が始まる前に宮内庁の職員がテープをはがすなど、徹底した感染対策がとられていた。

 さらに明確な「変化」を目の当たりにしたのは、天皇陛下に続き、皇后さまをはじめ、女性皇族方が松の間に入室されたときのこと。例年、あるはずのものが、ない-?

 新年祝賀の儀は、「国事行為たる儀式」に位置づけられる。例年、女性皇族方はロングドレスに勲章、そしてきらびやかなティアラ(宝石の付いた小さな冠)という格調高い正装で儀式に臨むが、今年は、どなたもティアラを着用されていなかった。

 平成の時代、上皇后さまが首の持病のため、儀式でティアラを着用されないことはあった。ただ、女性皇族方が全員そろってティアラを着用されないのは、近年では極めて異例という。