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トランプ氏、バイデン次期大統領就任式の欠席明言 支持者の連邦議会議事堂襲撃の余波収まらず…ツイッターアカウントは永久凍結に (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領は8日、前大統領の出席が慣例となっている、ジョー・バイデン次期大統領の就任式に出席しないことを明言した。すでに、「事実上の敗北宣言」を行い、速やかな政権移行を表明したトランプ氏だが、支持者による連邦議会議事堂乱入・占拠事件の余波は収まらない。民主党のナンシー・ペロシ下院議長は、トランプ氏が即時辞任しない場合、弾劾も辞さない強硬姿勢をみせている。

 「私は1月20日、(首都ワシントンで行われる)就任式に出席するつもりがない」

 トランプ氏は8日、ツイッターでこう投稿した。関係筋がロイター通信に語ったところでは、トランプ氏は19日にホワイトハウスを離れ、自宅がある南部フロリダ州に向かうことを検討しているという。

 これを受けて、バイデン氏は「(出席しないのは)良いことだ」と突き放した。

 バイデン氏はこれまで、トランプ氏との「和解」を国民にアピールするため、就任式への出席を求める意向だったが、5人の死者を出した6日の連邦議会議事堂における暴動を背景に、非難の姿勢を強めた。

 現職大統領が、次期大統領の就任式に出席しないのは、1801年のジョン・アダムズ、29年のジョン・クインシー・アダムズ、69年のアンドリュー・ジョンソン各氏の3人目のみ。20世紀以降では初めてとなり、極めて異例といえる。

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