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【歳川隆雄 永田町・霞が関インサイド】緊急事態宣言で菅政権と攻防、際立つ小池都知事の「狡猾さ」 国政復帰し「究極の野心」目指すのか (2/2ページ)

 1事業者というのは、傘下に5店舗保有していても40万円ポッキリだ。効果がないと見たのか、東京都は12月18日~1月11日実施分を一律100万円に上げたのだ。

 その大阪市の時短は午後9時であり、しかも菅首相が首都圏の飲食店営業時間の時短強化を強く求めたことから午後8時を打ち出したのである。

 では、小池氏の目指す政治目標は何なのか。いま同氏の頭の中は、恐らく7月2日告示・11日投開票の東京都議選のことで一杯であろう。

 都議会与党の「都民ファーストの会」から2人がすでに離脱している。何としてもコロナ対策で「成果」を上げて同会の議席減に歯止めをかけたいのである。

 そして、さらに東京五輪・パラリンピックを「無観客」であっても開催し、そのホストを務めたという「勲章」を掌中に収めたいのだ。

 その後、「やれることは全てやり遂げた」として辞任表明する。次は国政復帰(衆院東京10区)である。当選確実な小池氏は自民党二階派に入り、究極の野心を目指す。果たして「見果てぬ夢」となるのか、見極めたい。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

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