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降格された金与正氏がさっそく韓国非難、北党大会閉幕

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の平壌で5日から開かれていた第8回朝鮮労働党大会は12日に閉幕した。朝鮮中央通信が13日に報じた。新たに総書記に就任した金正恩(キム・ジョンウン)氏は「結論」として「核戦争抑止力をさらに強化し、最強の軍事力を育てることに全力を尽くすべきだ」と強調した。

 一方、正恩氏の妹の金与正(ヨジョン)氏は12日付の談話で、北朝鮮が10日深夜に軍事パレードを実施した動きを捕捉し、精密に追跡中だとした韓国軍の11日の発表を「同族への敵意的な見方を隠すことなく表した」と強く非難した。

 談話の肩書から与正氏がこれまでの党第1副部長から副部長に降格されたことが判明。与正氏は党執行部の一員である政治局員候補から中央委員に降格されており、役職、地位ともに下がったものの、談話は依然として、対韓国政策を統括していることを示している。

 党大会の人事では、対米韓交渉を担った他の高官らも軒並み降格されており、米朝首脳再会談の物別れ以降の対米韓外交の停滞が影響している可能性がある。

 朝鮮中央通信は、国会に当たる最高人民会議が17日に招集されることも伝えた。現在、国務委員長を担う正恩氏の国家機構上の肩書にも変化があるのかが注目される。(産経新聞)