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マスク、消毒液は医療費控除できるのか…専門家に聞いてみた 自費PCR検査や在宅勤務の通信費は? (1/3ページ)

 2020年分の所得税の確定申告受け付けが行われている。新型コロナウイルスの感染防止で購入したマスクや消毒液、自費で行ったPCR検査は医療費控除の対象になるのか。テレワークで使った通信費や光熱費は…。専門家に聞いてみた。

 コロナ禍を受けて、申告の期限は例年から1カ月延長され、4月15日までとなった。コロナの影響で期限内に申告と納付が困難な場合には個別に期限延長を相談することも可能だ。国税庁はネット上で手続きが可能な「e-Tax」の利用も呼びかけている。

 確定申告でサラリーマンに縁が深いのは医療費控除だ。1年間に支払った医療費が10万円以上のとき、または総所得が200万円未満で医療費が総所得金額の5%を上回ったときに控除の対象となる。

 昨年はコロナ感染対策でマスクや消毒液を購入した人も多かったはずだが、その費用はどうなるのか。

 税理士の吉澤大氏は「予防のための支出は医療費控除に原則適用されず、マスクや消毒液を購入した費用は控除対象とはならない。一方、有料のPCR検査を受けた場合も、結果が陰性だと控除対象にならないが、陽性の場合はその後の治療にかかる費用や検査費用も含めて控除対象になる」と解説する。

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