記事詳細

尖閣周辺の領海侵入、バイデン米大統領「対中弱腰」影響か!? 中国の暴走“容認”発言 識者「タイミング考えれば最悪の失言」 (1/2ページ)

 中国の暴走が止まらない。沖縄県・尖閣諸島周辺では21日、中国海警局の船が2日連続で領海侵入し、今年9回目となった。日本と米国、オーストラリア、インドによる安全保障の枠組み「QUAD(クアッド)」の外相会合や、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で対中強硬姿勢が確認されたが、自由主義陣営には不安がある。ジョー・バイデン米大統領が「対中弱腰」とも受け取れる発言をして、中国を勢いづかせた可能性があるのだ。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると22日朝時点で、中国海警局船4隻が接続水域を航行し、うち1隻は砲のような武器を搭載している。海保巡視船が、領海に近づかないよう警告した。

 前日には、海警局船2隻が約6時間にわたって領海に侵入した。15、16日に4隻が領海侵入した際には、1隻が砲のようなものを搭載していた。

 中国は1日、海警局に武器使用を認める海警法を施行した。

 クアッド4カ国の外相は18日、オンライン会合を開き、中国による東・南シナ海での軍事的覇権拡大の動きに反対する方針で一致した。

 米国務省のネッド・プライス報道官は19日、電話記者会見で「現在起きている領土や領海の紛争をエスカレートさせる恐れがある」として、海警法が「武力を含む実力行使に踏み切る恐れがある」と懸念を表明した。

関連ニュース