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菅首相、GWにインド、フィリピン歴訪へ 対中国牽制

 菅義偉首相が今月末から始まるゴールデンウイーク(GW)期間中に、インド、フィリピンを歴訪する方向で調整に入ったことが分かった。インドのナレンドラ・モディ首相、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領と初めて対面形式で会談する。複数の政府関係者が明らかにした。両国はいずれも中国との間で領土紛争を抱えており、「自由で開かれたインド太平洋」に向けた連携を確認し、中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

 GWの歴訪では、インド、フィリピンそれぞれと防衛協力やインフラ整備に関する協力強化に向けて協議する。新型コロナウイルスの感染対策やワクチン供給などについても連携を深めたい考えだ。菅首相は北朝鮮による拉致問題解決に向けた協力も求める。

 モディ首相は、3月に菅首相と電話会談した際にインドに招待する意向を示し、菅首相は「適切な時期に訪印したい」と伝えていた。日本とフィリピンは今年が国交正常化65周年で、戦略的パートナーシップを結んでから10年の節目でもあるため、対面での首脳会談をさらなる関係強化の弾みとしたい考えだ。