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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】自民党総裁選、高市氏に期待するが…「安定」求めて菅首相一択 岸田氏には「韓国の慰安婦合意破り」を批判してほしい (1/2ページ)

 次期衆院選を左右する自民党総裁選が「17日告示、29日投開票」の日程で行われる。報道各社が8月31日夜から、「9月中旬解散意向、総裁選先送りも」と報じていたが、菅義偉首相が1日朝、これを否定した。

 総裁選に立候補する顔ぶれは確定していないものの、やはり国益を最優先する人物が選ばれることを望みたい。

 精力的に動き回り、言動が注目されているのは岸田文雄前政調会長だ。8月29日に中小事業者と行った意見交換会後、コロナ対策として数十兆円の経済対策を表明した。さらに、総裁を除く党役員の任期を「1期1年で連続3期まで」に限定する方針も表明した。

 党役員任期制限案は、幹事長を歴代最長の5年以上務める二階俊博氏の交代が念頭とされる。ならば、その弊害を積極的に発信してもらいたい。

 岸田氏は、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した2015年の日韓合意時の外相である。当時から自分の考えを発信することを避けてきた印象があるが、韓国の理不尽な「日韓合意破り」を、厳しく批判してほしいものだ。

 正直、日本の首相になろうという人物が受け身姿勢では困る。中国が台頭するなか、同盟国である米国は今後、ますます日本に外交・安全保障分野での役割を期待している。曖昧な考えの人物を好まないだろうし、求めていない。

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