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菅首相“断末魔”悪手連発 6日の党四役刷新へ臨時総務会 総裁選の推薦人20人確保も危うい可能性「求心力低下の一途」 (1/3ページ)

 自民党は3日午前、臨時役員会を党本部で開く。菅義偉首相(総裁)は二階俊博幹事長の交代を含む党四役人事を6日に実施する方針で、一任を取り付けたい考えだ。午後には臨時総務会も開催。首相は役員人事に伴い閣僚の一部交代も検討する。ただ、党内では「総裁選(17日告示、29日投開票)の勝者が人事を行うべきだ」という当然の批判が噴出している。出馬意欲を示している岸田文雄前政調会長や高市早苗前総務相の発信が注目されるなか、もし、権力・権謀を用いて総裁選を有利にするなら、それは政治の王道から外れた「覇道の政治」である。自民党が冷静さを取り戻し、政策論争による本来の総裁選を行わない限り、次期衆院選で、国民から痛いシッペ返しを受けそうだ。

 「常識で考えれば、(自分が)総裁になれば自分の思う、しっかりとした人事を行うことは当然だ」「『どうしてやるんだろう』とは思う。(菅首相は)人事をやる理由を説明するだろうから注目したい」

 岸田氏は2日夜、BS-TBS番組でこう語り、菅首相が実施する党役員人事について、自身が総裁選で勝利した場合、白紙化する考えを示した。当たり前の反応である。

 党役員人事は、在職期間が5年以上となって権力集中への反発が強かった二階氏の後任幹事長が最大の焦点で、党の刷新をアピールし、一部の世論調査で30%以下の「危険水域」に突入した内閣支持率の回復を狙う。

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