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本当はすごい新紙幣、SNSでデザイン酷評も…偽造防止の高度な技術力 子供や外国人、障害者にも識別しやすい数字のフォント (2/2ページ)

 財務省理財局国庫課の担当者は「最先端の印刷技術が駆使されており、偽造は極めて困難である」と自信をのぞかせる。

 ダサいとの指摘が多かった数字の「10000」のフォントは、主要国でも利用されるユニバーサルデザインを採用したものだ。現行のデザインよりも数字を大型化したが、1万円札と1000円札では「1」の形が異なる。子供や外国人、目の不自由な人などが識別しやすいように工夫されている。

 1万円札の左右中央、5000円札の上下中央、1000円札の角には、それぞれ2カ所斜線が施され、すかしの形や位置も異なる。こちらも触覚で紙幣を識別できるように工夫されている。

 また、新紙幣はそれぞれ色鮮やかな印象を受けるが、これは色覚異常のある人などに配慮したものだ。

 前出の担当者は「基本的に紙幣のデザインは、一番の目的が偽造の抵抗力と識別性の向上です。その上でデザインを検討しているため、ご理解いただきたい」と話した。

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