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金正恩氏が参加「北朝鮮軍事パレード」でクラスター発生 (1/3ページ)

 今月9日の建国記念日に、北朝鮮の首都・平壌の金日成広場で開かれた軍事パレード(閲兵式)と舞踏会の参加者が、自家隔離を強いられている件はデイリーNKジャパンでも既報の通りだ。

 参加者はいずれもマスクをしておらず、新型コロナウイルスのクラスターが発生するのではないかとの指摘がなされていたが、その懸念が的中した。

 (参考記事:「ノーマスクの軍事パレード」の北朝鮮でクラスター発生か

 平壌のデイリーNK内部情報筋は、軍事パレードに参加した民防衛大学の3~40代の男女学生16人が高熱、嘔吐、呼吸困難などコロナを疑わせる症状を見せ、12日に救急車で病院に運ばれたと伝えた。

 (参考記事:「気絶、失禁する人が続出」北朝鮮、軍人虐殺の生々しい場面

 民防衛大学とは、平壌郊外の龍城(リョンソン)区域にある、準軍事組織の教導隊や民防衛の指揮官を養成する教育機関で、一般の大学とは異なり、30代以上の既婚者が学生の過半数を占める。

 実は彼らは、閲兵式開催前の今月初めから、微熱などの症状があったという。大学はそれを把握しながら、雨の降る中でリハーサルを行ったため、単に風邪をひいたに過ぎないと判断し、閲兵式の指揮部に報告しなかった。

デイリーNKジャパン

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