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【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】専守防衛では防ぎきれない兵器の数々…今こそ「原潜・ミサイル」議論に決着を 衆院選でかすむ「外交・安全保障」 (1/2ページ)

 衆院選も後半戦。公示期間中なので、放送ではより一層公平性に注意しつつ、投票に資するよう各党の政策の掘り下げを地道にやっています。

 経済学者の飯田泰之・明治大学准教授が先日、各党の経済政策について、「自民党総裁選で建設的な政策議論が行われたため、各党とも具体策まで突っ込んだ経済政策論議を行うようになった」と評していました。

 確かに、「分配か、成長か」という論点や、給付に偏っているとはいえ、各党が具体的な政策メニューを提示するあたりは、今までとは違った論戦が展開されているようにも見えます。

 一方、総裁選では議論の中心になったのに、衆院選ではかすんでいるのが「外交・安全保障」に関する議論です。

 総裁選の最中、米国と英国、オーストラリアが新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」を創設し、中国を見据えてオーストラリアに原子力潜水艦の技術供与を行うことを発表しました。総裁選では、原潜保有や敵基地攻撃能力も含めた安全保障の議論が熱を帯びました。

 当時、河野太郎氏と高市早苗氏は原潜保有に前向きな一方、岸田文雄氏と野田聖子氏は慎重な姿勢を示しました。また、米国から正式要請があれば中距離弾道ミサイルを配備するかについては、高市氏が積極的だったのに対し、残り3氏は濃淡あれど慎重でした。

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