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【江尻良文の快説・怪説】NPB、ゼロ回答で選手会を刺激したくない? 急転解決の裏に「山口俊」処分軽減問題 (1/2ページ)

 労組・日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)選手関係委員会(谷本修委員長=阪神球団常務)の事務折衝が6日に都内で行われた。選手会側は嶋基宏会長(32)=楽天=をはじめ、副会長の3選手も異例の出席。膠着状態に陥っていた問題で“山”が動いた。

 出席した副会長は大野奨太(日本ハム)、炭谷銀仁朗(西武)、角中勝也(ロッテ)。選手が出てきたのは、今季の開幕問題をめぐり紛糾した、昨年6月13日の事務折衝以来で異例といえる。

 当時は選手会が、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する選手の疲労を考慮し、3月31日の開幕を1週間延期してほしいと要求したが、結局拒否された。

 ところが、契約更改交渉に際して年俸提示額を“事前通知”することを求めていた今回は、選手会の主張が通ったのだ。

 全選手に対し、契約更改交渉前日までに提示金額が口頭で伝えられることになった。この件に関しても断固拒否の姿勢だった選手関係委員会が、豹変したのはなぜか。

 まず考えられるのは、選手会が再度申し入れをした巨人・山口俊の処分軽減問題だ。巨人、コミッショナー、実行委員会は共に見直しする必要はないと回答している。選手会側はこの日の事務折衝で「山口選手に関する回答に対する意見は言ったが、アクションはこれから」と語った。

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