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大谷が“シナリオ通り”手術決行 チーム完全解体&再建へ日本ハム版『マネーボール』舞台裏 (1/3ページ)

 日本ハムは12日、大谷翔平投手(23)が都内の病院で右足首後方の三角骨(足関節後方インピンジメント)を除去する手術を受け、無事に終了したと発表した。昨年の日本シリーズで走塁中に痛めて以降、手術のタイミングはいくらでもあったが、今シーズン終了を待って決断。その裏には、メジャー移籍を切望する右腕を、ポスティングシステムを利用して確実に高値で“売却”したい球団の思惑があった。5年間にわたる“大谷プロジェクト”をシナリオ通り完了しつつある球団は今オフ、チームをいったん解体、一から作り直すことになりそうだ。(片岡将)

 「万全の状態で新しいシーズンを迎えるため、公式戦終了後のこの時期に手術を受けることにしました。自分なりのパフォーマンスを出せるように、手術後はリハビリと練習に努めます」

 手術前日の11日、球団を通じてこうコメントした大谷。昨年の日本シリーズで痛め、同11月の侍ジャパン強化試合で悪化させた『足関節後方インピンジメント症候群』について、東京・御茶ノ水聖橋クリニックの林同文医師はこう解説する。

 「足を底屈(つま先立ちするように足を伸ばす動き)したときに、足首の後方関節の間に『三角骨』と呼ばれる骨が挟まって痛みを起こす。これは成長過程でなくなることが多い骨片だが、残っている場合に痛みが出る。バレリーナやサッカー選手に多い。消炎鎮痛剤やステロイドで炎症や痛みを抑える対処療法もあるが、根本療法は手術であり三角骨を取り除くことである」

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