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【福島良一 メジャーの旅】“二刀流”試みたチームの共通点、ヤンキースで大谷“起用”なら画期的な出来事に (1/2ページ)

 日本ハム・大谷翔平投手の代理人、ネズ・バレロ氏がメジャー全30球団に送付した異例の質問状。その中で一番興味深いのは、入団後の起用法だ。過去に投打の二刀流を試みたチームには一つの共通点がある。

 1964年、エンゼルスはウイリー・スミス投手を代打でも起用。ニグロ・リーグ時代に二刀流で活躍したが、大リーグでは結果を残せず。わずか2カ月余りで外野手に専念し、最後は南海(現ソフトバンク)で2年間プレーした。

 2003年、ブルワーズはブルックス・キーシュニックを投手兼外野手として起用。救援で42試合に登板し、外野手、指名打者などで合計31試合に出場し打率3割、7本塁打をマーク。今世紀唯一の二刀流選手として話題を呼んだ。

 07年にはダイヤモンドバックスがマイカ・オーウィングス投手をときおり代打でも起用。先発投手を務めた際に5打数4安打2本塁打6打点と大当たり。翌年に代打ホームランと打者顔負けのバッティングを披露。のちに野手転向となった。

 昨年パドレスは大谷獲得への布石か、クリスチャン・ベタンコート捕手を投手としても起用。オフにウインターリーグで経験を積ませて、今季は二刀流で開幕ベンチ入りを果たしたが、4月下旬にマイナー降格。結局、投手専念を宣言した。

 レッズは今季、マイケル・ロレンゼン投手を代打で起用し、開幕早々に決勝ホームラン。また、ドラフト1巡目指名したハンター・グリーン投手兼遊撃手の二刀流挑戦を容認。マイナーから出発したが、シーズン終了後に投手専念を表明した。

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