記事詳細

貴vsモンゴル勢、代理戦争勃発 大鵬の孫と朝青龍のおい 白鵬と貴景勝の対決以上に注目!? (2/2ページ)

 若貴兄弟に曙がいたように、人気力士にライバルがいれば、大相撲はさらに盛り上がるが、この2人の因縁はそれだけではない。貴乃花一派と白鵬一派の代理戦争ともいえるからだ。

 父の元貴闘力(50)は、現役時代は二子山部屋に所属し、貴乃花親方の兄弟子。引退後は大嶽親方となり、「貴の乱」と言われた2010年の日本相撲協会理事選では、二所ノ関一門を離脱して出馬した貴乃花親方に1票を投じた盟友。ところが同年6月、週刊誌に野球賭博に関与したと報じられ、7月に協会から解雇処分を受けた。

 納谷の師匠である大嶽親方(元十両大竜)も貴乃花一門で、目指す相撲の方向性は同じだ。

 ビャンバスレンも貴乃花一門の立浪部屋に所属しているが、白鵬をリーダーとする“チーム・モンゴリアン”期待の星としての意味合いが強い。

 しかも、おじは何かとお騒がせの元朝青龍。モンゴル勢からは「目元などがソックリで、にらんだ顔はもっと似ている」と、いろんな意味で楽しみな逸材だ。

 角界は暴行ばかりか、セクハラ問題まで起こり大揺れ。そんな中で大相撲の世界に飛び込むことになったが、納谷は「自分自身のことをしっかりやりたい」。大勢の報道陣に囲まれ、「注目してくださるのはありがたい。ちょっとずつでも番付を上げられたらと思う。注目に見合った実力をつけたい」と語った。熱視線を送るのはファンや報道陣だけではないだろう。

 前相撲とは、その名の通り序ノ口の取組前に新弟子同士で行われ、2勝するか、対戦する力士がいなくなるまで続けられる。前相撲を経験した力士は、晴れて次の場所で番付に名前が載り、本格デビューする。

 初場所で合格した新弟子は9人で、そこにビャンバスレンらが加わることになる。“夢の対決”が実現すれば、話題を呼ぶのは確実。初場所での貴乃花親方と白鵬の代理戦争と言えば、白鵬と新小結で貴乃花部屋のホープ、貴景勝の対決も注目されている。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース