記事詳細

高木美帆、ソチ代表落選の挫折から救った“家訓” きょうだい同競技…「家庭内でスケートの話はしない」 平昌五輪 (1/3ページ)

 【平昌(韓国)12日=飯田絵美】スピードスケート女子1500メートルで高木美帆(23)=日体大助手=が1分54秒35をマークし、同競技の女子個人種目では史上初の銀メダルを獲得した。2010年バンクーバー五輪に男女を通じ日本スピードスケート史上最年少の15歳で出場しながら、14年のソチ五輪では代表漏れ。スポーツ界で早熟の天才が伸び悩んだまま終わる例は数知れないが、スケート一家ならではの家訓に守られ、成長曲線を盛り返して自身初の表彰台に立った。

 わずか0秒20差。金メダルにもうひと伸び足りなかった。電光掲示板の数字を確認すると、目を閉じて天を仰いだ。

 「表彰台に立ってみて、改めて1番を獲れなかった悔しい気持ちがこみ上げてきた」

 今季ワールドカップ(W杯)前半戦は4戦4勝。金メダルの最有力候補として大一番に臨んだが、銀盤のレジェンドに表彰台の中央を譲った。優勝のイレイン・ブスト(オランダ)は、スピードスケートで男女を通じ史上最多の五輪通算10個目のメダルを獲得。それでも最終14組目の高木が滑るまで上位3人をオランダ勢が独占していた中に割って入った。

 「この日だけが特別ではない。今までソチ五輪が始まる前から、いろいろな方に支えてもらったので、こみ上げてくる気持ちはあった」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース