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小平奈緒、ライバルの“懐”に飛び込み技吸収 オランダ語習得で金獲りだ! 平昌五輪 (1/2ページ)

 短距離の絶対女王、スピードスケート女子の小平奈緒(31)=相沢病院=が14日、得意の1000メートルに出場。強さの源は相手の懐に飛び込むどん欲さだ。留学先で独学で覚えたオランダ語を、遅咲きの大きな飛躍につなげた。

 今季W杯3勝。昨年12月には世界新記録を樹立した。押しも押されもせぬ優勝候補のライバルとなるのは、今大会でも圧倒的な強さを見せつけるオランダ勢だ。女子3000メートルではオランダ勢が表彰台を独占。1500メートルは高木美帆(23)=日体大助手=が2位に食い込んで牙城を崩したが、やはり優勝はオランダのブストだった。

 オランダに勝たねば、世界の頂点に立てない。敵を知るにはまず相手の懐に飛び込めというわけで、メダルに届かなかったソチ五輪後の2年間、小平はスケート王国へ単身武者修行に出かけた。

 スピードスケートのプロチームが約10もある中で、指導を仰いだのは北部へーレンフェーンに拠点を置くマリアンヌ・ティメルコーチ。当初は練習やトライアウトの後、まず「ナオには後で英語で説明するわね」と声をかけられ、オランダの選手たちに母国語でアドバイスを送る間はただ見守るしかなかった。

 「オランダ語ができれば、リアルタイムでアドバイスを受けられるのに」。遅れて指導される“時差”がイヤだった。

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